保険の裏口
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人の為と書いて「偽」

2014年に金融庁が各社に手数料の調査を実施しました。これにより手数料の多い保険を不自然に販売していないかどうかを調査したのです。契約者の利益を守るために公平性をもって対応しているかが問題となりました。保険の契約をもらうと営業員には「手数料」と言ってインセンティブが入ります。「手数料」が多いほうがお給料も増えますから保険の営業員や窓口の店頭営業員は「お客様のため」といいながら実は彼らの良いように話を進めている場合が多いのです。その結果気が付いたら思っていたのと違う保険に入っていたなどというお話がよくあるのです。その実情をお伝えしましょう。

生命保険の営業員の裏話し

「一年に一度のご挨拶と内容の確認です」こんな風にしてお客様の自宅や仕事場にお邪魔して声をかけてくる営業員。なぜそんなに親切なのでしょう。実は彼ら(彼女ら)にも理由があるのです。彼らの給料の元となるのは「手数料」です。手数料は新しく契約してもらった保険から発生し、その多くは3年から10年で0円になります。

一人のお客様からずっと手数料をもらうようにするには定期的に新しい契約をもらわないとなりません。ですので「様子うかがい」と称して会いに来るのです。そして「新しい保険」を勧め、「乗り換え」をするように誘導します。お客様が新しい保険に切り替えてくれればまた手数料が入るようになりお給料も増えるという仕組みなのです。また、6月、12月はキャンペーンを展開する保険会社が多いのです。まだ満期になっていないのにこの時期に切り替えを進める営業員が多い理由です。

窓口販売の裏話し

このところショッピングセンターなどで見かける「保険ショップ」。相談料が無料というお店も多いはず。なぜ相談料が無料なのでしょう。実は契約してもらうと保険会社から「手数料」というお金が会社に入ります。手数料は彼らの給料に反映され手数料の高い保険を売り続けると収入も増えます。保険内容によっては一人のお客様から10万円~50万円の手数料が入るのです。それは保険会社によって異なります。同じような保険なら手数料の多い保険の契約をもらったほうが良いですから上手に誘導して手数料の高い保険や賞金が出る保険に誘導するわけです。

要は上手に営業員や窓口を利用することです。

言いなりにならないためにもある程度の知識をもって相談に臨むことが大切です。保険料はずっと払い続けますので月々数千円でも長期間には大きなお金になります。基本的な知識を身に着けたうえで営業員から、または窓口で話を聞きましょう。

年代別の賢い保険の選び方

独身、結婚、老後それぞれの世代で必要な保険や保障額は違っていきます。
必要な保障を必要なだけ用意することが損をしないポイントです。

20代の保険

独身時代は葬式代と身辺整理の費用を県民共済などの安い掛け捨て死亡保障でまかない、医療保険はがん保険を除いた入院保障程度で大丈夫だと思います。20代の多くは自動車関連の事故が圧倒的に多いので、自動車保険はしっかり入っておきましょう。それでも不安という方は、健康保険は若いうちに加入しておくと保険料がずっと安く済むので早めに加入しておいても良いかもしれません。女性は子宮頸がんをカバーできる医療保険に入っておきましょう。海外旅行に行かれる方は必ず海外旅行者保険に加入しましょう(クレジットカードに付帯している場合も多いです)。

30代の保険

結婚してからは配偶者や子供に対する生活で生命保険が必要です。公的遺族年金を除いた分を入っておけばOKです。 1年に1度、必ず定期検診を受けていれば医療保険は入らなくても平気な世代でもあります。ただし、遺伝的な疾患が懸念される場合は保険加入をしていればなお一層の安心感が得られるでしょう。

40代、50代、60代以上の保険

中年期では老後に備えて個人年金に入っておけば老後に備えることができます。 老年期では葬儀費の死亡保障はすでに用意されているのであとは保険料を払いすぎないように整理する必要があります。 生活の変化ごとに見直し、点検が必要です。特に60代を過ぎたら高額な保険を払い続けて苦しい闘病生活を送るための保険から、遺族に迷惑をかけない為の最低限の保証が受けられるような保険に切り替えるのも最近のトレンドになっています。